現在、日本で大流行中のオミクロン株!
喉の痛みが主な症状として報告されていますが、他にはどんな症状があるのでしょうか?
今回はオミクロン株の初期症状や潜伏期間、隔離期間、重症化リスクなどについて紹介していきます!
そもそもオミクロン株ってなに?
潜伏期間などを説明する前にオミクロン株というものをそもそも紹介したいと思います。
いまだに研究が進んでいてはっきりしたことがわかっていないというのが事実なのですが、そもそもはSARSコロナウイルス2と呼ばれるコロナウイルスの原因となっているようなウイルスがあるのですが、そのウイルスが変異したものということになります。
だからテレビなどでは変異株と言われています。
最初に発見されたのは南アフリカで2021年の11月24日にWHOから発表されました。
また、このウイルスの特徴としては、これまではコロナ禍によってコロナウイルスのワクチンを多くの人が摂取してきたと思うのですが、感染を予防する効果は低い可能性のある少し切り口の違ったウイルスであるということです。
ただ、重症化予防にファイザーやモデルナといったワクチンが有効であることは証明されています。
オミクロン株で注意すべき症状は!?
そんなオミクロン株ですが、初期症状に関しましては前まで感染が拡大していたコロナウイルスと変化はあまりないです。
症状としてはだるさや発熱、咳、喉の痛みが多いとされています。
また、それがひどくなっていくと味覚の異常や合併症を発症するケースもあるのですが、重症化するケースが少ないのでオミクロン株に対してはこうした味覚の異常を訴える方は少ないです。
まだ感染が拡大してからそこまで時間は経過していないのですが、以前のコロナウイルスと違っている点はそこだといえます。
そして、違う点がまだあります。
それが以前のコロナウイルスではお年寄りが重症化しやすくて若い方はそこまでひどくならないし感染がしにくいなんて言われていましたが、子供さんや若い方の感染が以前よりも拡大しているということです。
これは研究が進んでいないのですが、実際の数字としてイギリスの報告で出ているとのことです。
また、初期症状が先程記載したように普通の風邪のような症状になっているためなかなか自分では気づかない場合が多くて一部には無症状の人たちがいるということも特徴です。
コロナウイルスの時にもあったのですが、より風邪に近い症状が顕著に出ますので注意点だと言えます。
潜伏期間は?
そんなオミクロン株なのですが、潜伏期間に関しましては、国立感染症研究所のデータによりますと潜伏期間が2.9日で症状が6.7日ほどで出るということが平均で出ています。
また、10日までには99.81%が発症するということが推定されています。
コロナウイルスは潜伏期間が5日と言われていましたのでオミクロン株の方が2日ほど早くなっています。
しかしながら、感染力が凄まじいようなウイルスにもなっていますので注意が必要になっています。
なので人に感染してしまうのはこの期間になりますので注意が必要になります。
潜伏期間が短めなのでそこは安心だとは言えます。
隔離期間は?
まず、新型コロナ オミクロン株の発症者の隔離期間ですが、これは『発症日の翌日から10日間経過し、かつ症状軽快後3日間経過している』ことです!
ここまでは従来の新型コロナと同じですが、濃厚接触者の隔離期間がオミクロン株では変更になりました。
これまで少なくとも2週間の待機期間とされていたのが、7日と大幅に短縮されました。
というのも、オミクロン株は感染者が次の『2次感染者』に感染させるまでの期間が短く、発症後7日を超えて2次感染者が発症するケースが極めてまれだからです!
今まで、隔離期間で自由に動けなく、仕事・プライベートで不便を強いられていましたが、これで少しは良くなりました。
また、休校・学級閉鎖の期間に対しては各家庭の事情や学習の継続なども考慮して、従来の『5~7日程度』から『5日程度』に短縮した新たなガイドラインが都道府県の教育委員会に通知されました。
重症化のリスクは?
オミクロン株では幸いなことに重症化リスクもかなり軽減しています。
専門家組織の会合で示されたデータによると第5波(デルタ株)と比較して、ワクチン接種した人の60歳以上の重症化率は5.0%→1.45%、致死率も2.5%→0.96%に低下しました。
また、60歳以下に関してはワクチン接種者の致死率が0.08%→0%となっていました。
ただ、ワクチン接種を受けていない方だと第6波でも重症化率は5.05%、致死率は4.04%と接種歴がある人より大幅に高いです。
ですので、ワクチン接種を受けている人にとってはそれほど気にすることではないですが、受けてない人では相変わらず致死性の高いウイルスであることがわかります。
まとめ
以上のようにオミクロン株は感染力は強いが毒性は低いことがわかりました。
連日のように感染者数が過去最高を更新したとニュースで報じられていますが、今回に対しては感染者数よりも重症化する人の割合と重症者用の病床利用率に注目する方がいいと思います。
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